指導者としての心構え

メディアでは、スポーツ界における暴力やパワハラ、セクハラなどが、最近多く報じられています
指導的立場の人による行き過ぎた指導の延長線上で行われてしまっているのであろう
しかしながら、指導以外の行為は実に不条理なもであると考える

好きで、楽しくて、上手くなりたいと思って始めたスポーツが、指導者によって辞めてしまうケースも聞きます
逆に指導者のおかげで素晴らしいプレイヤーになっていくのも事実です

強豪と言われるようなチームや伝統のある古豪チームなんかは、縦割り上下関係も厳しく、所属するプレイヤ-も多いところは、その権威や統率を図るためにときにはきびしい指導が起きるのではないでしょうか
それが行き過ぎた行為になるかは、指導者の能力が大きく関係してくると思います
いかに成績を残そうとも、指導の方法によってチームのプレイヤーの表情が違うことがありますね

落合博満氏「暴力一掃に5年」根絶は小さな組織から
『本当にこの監督、コーチは暴力をやらないんだな』と選手に自覚してもらうのに5年かかった」と語った。
落合氏はまた、スポーツ界の暴力やパワハラといった問題を根絶するために重要なのは「大きな所帯で全部に浸透させようとするのではなく、小さなところからやること。大きな組織の中にある小さな組織のところから地道にやっていくしかない」
と、落合氏は語った
また、暴力が根絶されるにはまだまだ時間がかかると考えているようだ

そのなかで、 はじめてスポーツ教室的なものに参加する小学生の子らに対し我々はどうして行くべきだろうか
一般社団法人日本ファーストコーチ普及協会 の北口さんは言っています
「その指導はだれのため?」
小学生くらいだと、練習方法がわからない、プレイヤーの思いも千差万別であるため、コーチが決めているのではないだろうか?限られた時間の中で様々なプログラムを考えていても、本当にプレイヤーがやりたいことなのだろうか?プレイヤーと何をしていきたいか話し合うことが重要であると
練習の最後にゲームで楽しむ時間を設けるなどのメリハリも大切である
コーチはいつも、精神的にも身体的にも健康で元気であること、子どもたちに接するときは笑顔とユーモアを必須アイテムとしてもち、コーチも子どもたちも意識が変わることで行動が変わり習慣も変わると

初めて出会う指導者の印象が良ければ、そのプレイヤーは楽しくスポーツに取り組むことができるはずです

指導するプレイヤーの上達を願うのが指導者であり、厳しく指導するこがあるのでしょう
それが、古豪や強豪校に残る指導者の厳しい指導、縦割りの上下関係、に現れていると考えます
スポーツを楽しむことができるような習慣を小学生の若いうちに経験できれば、将来につながると思います
楽しむことを知っていれば、暴力などが以下に無駄なのか理解できます

暴力やパワハラなどスポーツに関係ない、プレーヤーファーストのお手伝いができるようこれからも精進していきたいと肝に命じていきます



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